2019年5月8日、ソフトバンクがPayPay(ペイペイ)へ460億円の出資を行うことが発表されました。
出資を受けることによりPayPayの資本金は920億円になります。
会見でソフトバンクの宮内謙CEOは「PayPayを決済No.1のプラットフォームのしたい。」との考えも発表しています。
また顧客数、店舗数、システムの拡大にも投資していくと発言されていますので引き続き大型キャンペーンが開催されることも期待できそうです。
『第2弾100億円あげちゃうキャンペーン』は2019年5月31日で終了しますが、すでに6月のキャンペーン開催を発表しているPayPay。
夏以降も大規模なキャンペーンが続きそうですのでLINEPay(ラインペイ)にも頑張って欲しいところです。
PayPay(ペイペイ)に出資するソフトバンク
PayPayはソフトバンクとヤフージャパンの合弁会社(特定の事業を行うことを目的として複数の会社が出資を行うことにより設立される会社)になります。
今回のソフトバンクがPayPayへ出資する金額は460億円。
ソフトバンクとしてはPayPayを決済No.1のプラットフォームにするための先行投資に必要な金額が460億円ということなのでしょう。
ソフトバンクといえば携帯電話(キャリア)のイメージが強いですが、PayPayへの出資に合わせた形でスマホに関するキャンペーン開催も発表されています。
PayPayの大型キャンペーンはまだまだ続く可能性大!
ソフトバンクの宮内謙CEOはPayPayの顧客数拡大にも投資していくと発言されていますので、今回の出資を原資に引き続き大規模なキャンペーンが開催されることが期待されます。
すでに6月のキャンペーンも発表しているPayPayですが、7月以降も対象店舗などを変えてキャンペーンを展開していくことも決定しています。
またソフトバンクのサービスでPayPayを還元するキャンペーンも展開されていますので、色々な方面からPayPayユーザーを獲得していくという戦略も見受けられます。
PayPayに対抗してLINEPay(ラインペイ)が展開するキャンペーンは?
PayPayが大型キャンペーンを連発していますが、5月に入ってからはLINEPayが少々おとなしい印象があります。
5月は『もらえるくじ』を実施しているLINEPayですが、当選金額は1円から200円という地味なものです(1円しか当たらないことで認知されつつありますが)。
平成最後のキャンペーンでは最大20%還元が行われていたLINEPayですが、5月以降も大型キャンペーンが開催されるかはわかりません。
LINEPay恒例の「Payトク」がおそらく月末には開催されるはずですが、ずっとキャンペーンを行なっているPayPayと比べると地味な印象はぬぐえません。
キャンペーンを展開し続けるには資金面での体力が必要です。
LINEPayへの投資で100億円を超える赤字になったLINEが今後も投資を続けるかどうかは不明ですが、もし投資をやめれば大型キャンペーンを展開するのは不可能になります。
しかしライバルであるPayPayがキャンペーンを展開し続ける以上何もしないわけにはいきません。
今後LINEPayがどういった戦略を打ち出していくのかが見ものです。