大阪市がApplePay(アップルペイ)での納税に対応するとの発表がありました。
大阪市すでにLINEPay「請求書払い」を利用した納付を導入しています。
かなりキャッシュレス決済に積極的な自治体と言えますね。
税金の納付書に記載されたコンビニ用バーコードを、iPhoneのカメラで読み取ることで税金の支払いが完了します。
ApplePay(アップルペイ)での納税は決済代行サービスエフレジの「F-REGI公金払い」のシステムを利用したものになります。
ApplePay(アップルペイ)での納税は全国では初。
徐々にではありますが各自治体がキャッシュレスへの対応を始めています。
キャッシュレスでの納税にはクレジットカードを使ったものの他に、LINEPay(ラインペイ)「請求書払い」があります。
LINEPay「請求書払い」もApplePay(アップルペイ)と同じく請求書をスマホで読み取ることで納税できてしまう便利なサービスです。
納税方法は各自治体によって決められていますので、住民がLINEPayやApplePay(アップルペイ)など納税方法を自由に選択できる訳ではありません。
しかし、今後納税方法が増えてきた時の為に「どの決済サービスを使うとお得になるのか。」を把握しておいた方が良いでしょう。
大阪市においてはLINEPay(ラインペイ)とApplePay(アップルペイ)での納税を比較すると今の所ApplePay(アップルペイ)を使った方がお得でしょう。
ApplePay(アップルペイ)とは
ApplePay(アップルペイ)はiPhoneユーザーであれば馴染み深いものですよね。
ApplePay(アップルペイ)は非接触型決済サービスです。
専用の機会にApplePay(アップルペイ)を登録したiPhoneなどをかざすことで決済できます。
ApplePay(アップルペイ)自体には入金できたりしませんので、クレジットカードなどの支払い元を設定する必要があります。
クレジットカード をApplePay(アップルペイ)に設定している場合、決済することでクレジットカードに応じたポイントが還元されることになります。
F-REGI公金払い
「F-REGI公金払い」は税金などをクレジットカードで支払うことができるサービスです。
私にとって「F-REGI公金払い」は聞き慣れないサービスでしたが、「yahoo!公金払い」と同じようなサービスと考えてもらえればよいと思います。
「請求書払い」で納税が可能なLINEPay(ラインペイ)
LINEPay(ラインペイ)で「請求書払い」を利用した納税が可能です。
(2019年2月19日現在)今の所LINEPayでの納税に対応している地域は大阪、神奈川、埼玉など少数です。
大阪市でのLINEPay「請求書払い」における納税には手数料がかかりません。
LINEPay「請求書払い」は自宅でも簡単に決済できます。
手数料無料の上、自宅で納税できてしまうので非常に便利なサービスと言えます。
しかし、LINEPay「請求書払い」は税金の支払いに対してはポイントが付与されません。
※税金以外の支払いに対してはポイントが付与されます。
納税での還元ポイントについて
大阪市の納税におけるApplePay(アップルペイ)とLINEPay「請求書払い」の違い
大阪市におけるApplePay(アップルペイ)での納税にはシステム利用料として0.6%の負担金がかかります。
0.6%ですと1万円の納税に対して60円の手数料がかかることになります。
大阪市での納税にLINEPayを利用した場合手数料はかかりませんのでApplePay(アップルペイ)よりお得に感じますよね。
しかし、ApplePay(アップルペイ)に還元率1%以上のクレジットカードを設定してた場合はLINEPayよりApplePay(アップルペイ)での納税の方がお得になります。
大阪市におけるLINEPay「請求書払い」での納税
大阪市における還元率1%以上のクレジットカードを設定したApplePay(アップルペイ)での納税
還元率1%のクレジットカードポイント還元100円分
還元ポイント100円-手数料60円=40円分お得!
わずか40円ですが、ApplePay(アップルペイ)での納税の方がLINEPayよりお得なんですね。
ApplePay(アップルペイ)での納税だと金額1万円ごとに40円お得なるという訳です。
クレジットカードには様々な種類がありますが還元率1%以上のものも多数存在します。
お手持ちのクレジットカードの還元率を確認してみて1%以上であればApplePay(アップルペイ)での納税がおすすめです。(大阪市に限り)
LINEPayカードをクレジットカードとして登録すればポイント還元がある
LINEPayにはLINEPayカードも存在しています。
LINEPayカードはJCBブランドのプリベートカード。
クレジットカードとして登録することも可能です。
しかし、クレジットカードでの納税には手数料がかかります。
※国税庁HPより抜粋
LINEPayは「マイカラープログラム」という独自のポイントシステムを採用しています。
ポイント還元率は前月のLINEPay利用実績で決定されますが、クレジットカードでの決済手数料負けしない為には還元率0.83%以上が必要です。
「マイカラープログラム」で還元率0.83%以上となるには前月のLINEPay利用実績が5万円以上必要です。

自分のLINEPayの使い方を考えて月5万円もつかわないのであれば、LINEPayカードを利用した納税はおすすめできません。
まとめ
手数料やクレジットカードの還元率を考えるとApplePay(アップルペイ)での納税であればお得になることがわかりました。(大阪市のみですが)
LINEPay「請求書払い」が納税へのポイント付与に対応すれ良いのですが、なかなか難しい面もあるでしょう。
各自治体によって手数料の条件等は異なってきます。
今後自分の住んでいる地域がLINEPayなどのキャッスレス決済に対応した場合、手数料やクレジットカードの還元率に注目しておくことで税金の支払いが少しだけお得になるかもしれませんね。
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