今回は、医療保険とは。本当に必要

という記事であげた国の健康保険に関するお話しです。

国の健康保険で一番知られているのはおそらく「医療費自己負担3割」。

国が医療費の7割を負担してくれるので国民は3割ですむわけです。

ところが医療費に関してはこれだけではありません。

他にも「高額療養費制度」というものがあり、内容はものすご〜くありがたいものになっています。

ではこの「高額療養費制度」とはどういったものなのでしょうか。

「高額療養費制度」とは

「高額療養費制度」は医療費があらかじめ決められた限度額を超えた場合、返金される制度です。

特徴としては

限度額は年齢や所得によって変わる。

年齢が70歳未満と70歳以上で限度額が変わります。

所得の区分は5段階で限度額が変わります。

※全国健康保険協会のHP参照

一般的な収入であれば月9万円くらいが限度額。

1ヶ月ごとの医療費で判定される。

月の初日〜月の末日までの1ヶ月で判定されます。

8月1日から8月31日までの医療費が限度額を超えた場合→⭕️ 

8月31日から9月5日までの医療費が限度額を超えた場合→✖️

あくまで月の初日〜月の末日で判定されます。

4ヶ月目からはさらに減額されます。

事前申請しておくことで限度額までの支払いで済む。

「健康保険限度額適用認定申請書」を提示することで実際に支払う金額をおさえることができます。

事前申請しない場合は、いったん全額支払いその後で限度額を超えた金額が返金されることになります。

返金されるとはいえ、大金が手元から出て行くことになるのは誰でも嫌ですよね(笑)。

長期間の療養になる場合は是非事前申請しておきましょう。

健康保険が適応されるものが対象。

入院時の差額ベット代などは健康保険の対象外なので、限度額の内訳にははいりません。

 

ざっとまとめましたがいかがでしょう。

これだけの保証があることご存知でしたか?

私は3割負担は知ってましたが、このことは知りませんでした(笑)。

「高額療養費制度」という言葉は難しそうに見えるのであえて調べようとは思わない方もいるでしょう。

ですが、調べてみるとこんなにすごい保証内容なんですね。

保険会社の方から「高額療養費制度」ことは話してこないはず。

こんなすごい補償があることを知れば商品が売れなくなりますからね。

  • 「医療費自己負担3割」
  • 「高額療養費制度」

この2つに加えて、更に保険会社の扱う保険に加入する必要があるのか。

私は必要ないという判断をして節約しています。

自分が必要以上に手厚い保険に入っていると感じたら今すぐ見直しをしましょう!

今回はこの辺で、ではでは、

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