投資が日本人に身近であるということを「投資」について 「投資」とはお金を得る為のものであり自分を成長させるもの。という記事でお話しました。
ではなぜ投資してお金を得ていく必要があるのでしょうか?
なぜ投資する必要があるのか
私が投資を始めたきっかけは「なんとなく」でした。
お金について調べて行く中で投資についての記事を読むことが増えたからかもしれませんが「私もやってみたい!」と思うようになったのです。
投資を始めるにあたり色々調べていたのですがとある記事でこんな言葉がありました。
「インフレに負けない」
「はて、インフレに負けないとはどういうこと?」と思った私はとりあえず「インフレ」の意味について調べました。
インフレーション(英語: inflation)とは、経済学においてモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇する経済現象である。
日本語の略称はインフレ。
日本語では「通貨膨張」とも訳す[1]。
反対に物価の持続的な下落をデフレーションという。
※wikipediaより引用
「インフレ」とは簡単に言えばものの値段が上がることのようです。
逆に値段が下がるのが「デフレ」ということですね。
ものの値段は「需要」と「供給」のバランスで決まります。
- 1個100円の商品を買う「需要」
- 1個100円の商品を売る「供給」
2つのバランスで値段が変わるということです。
「需要」<「供給」だと値段は下がる。
商品が余る状態。
「需要」>「供給」だと値段が上がります。
商品の提供が追いつかない状態。 これが「インフレ」ですね。
景気が良いとみんながお金を使いたくなるので、ものの「需要」が増えてその結果「インフレ」になります。(※別の状況でインフレすることもありますがここでは割愛)
ここで日本経済の話をしておきます。
日本の中央銀行である日銀は毎年2パーセントのインフレ目標をかかげています。
「2%物価が上昇する=景気がよい」という考え方のもと、国が色々やってるみたいです(適当)w
なかなか達成はできてないようですが、実際に物価が2%上昇するとどのようなことが起きるのでしょうか?
物価が上がるとお金の価値が下がる
例えば今10万円で買えるスマホがあるとします。
物価が2%上昇すると
10万円×1.02=10万2千円
10万円から10万2000円に値段が上がります。
これは「今10万円で買えるスマホが一年後には10万円で買えなくなる」ということでもあります。
つまり10万円の価値が一年後には下がってしまうということです。
インフレ2%に合わせて自分の給料も上がっていけばいいですが現実は厳しい(笑)
今、大手の銀行にお金を置いている方は多いと思いますが金利はご存知ですか?
私が使うことの多いゆうちょ銀行の金利は「0.001%」です。
金利が0.001%だと10万円預けた場合、1年後には10万1円になります。
1年間で1円増えます。
10万円預けてやっと1円。
インフレで物価が2%上がったとしたら
10万円×1.02=10万2千円
1年間で2千円増えます。
その差1,999円。
今10万円で買えるスマホが1年後には1,999円プラスしないと買えない訳です。
お金の価値を考える時にはついつい数字を見て判断してしまうのですが、実はお金の金額より物価の方が大事だということがわかります。
それはお金とは、ものやサービスと交換することで初めて価値を持つからです。
1000円札は明日も1年後も10年後も100年後も同じ1000円札です。
しかし時代によってその価値は変わるのです。
物価が上がるとお金の価値が下がる仕組みがわかっていただけたでしょうか。
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ここで改めてなぜ投資する必要があるのかを考えていきます。
それは「インフレに負けてしまうから」です。
インフレが2%に対して、銀行に預けた場合の金利は0.001%。
お金を銀行に置いてるだけでインフレに負けてしまうのは明らかですね(笑)
インフレに負けないための戦略 が「投資」すること。
数十年前までは銀行に預けているだけで年利3〜5%といった商品があったようです。
ですが現在はこのような商品はありません。
ということは自分で「投資」していかなくてはインフレに負けてしまうわけです。
やみくもに働いて給料がどんどん上がっていく時代ではない今、投資しない理由はありません。
私は、経済的に豊かな人生を送るために投資について勉強していく必要性をアラフォーになって実感しています。
あなたも「投資」始めてみませんか?
今回はこの辺で、ではでは。
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