送金だけでなく出金も無料で行える「jコインペイ」が地方銀行への対応を開始しました。
「jコインペイ」はみずほ銀行が提供するスマホ決済サービス。
「jコインペイ」はスマホで決済できるだけではなく入金送金出金の全てを無料で行うことができます。
3月1日にアプリが配信されて以降なんの音沙汰もなかった「jコインペイ」ですがようやく動き出しましたね。
今回対応開始となる地方銀行は21校。
地方銀行への対応は順次拡大していくとのことです。
ユーザー特典としてキャンペーンを展開するとの発表が過去にありましたが3月25日の時点では何も発表されていません。
怒涛のキャンペーンラッシュを見せるLINEPay(ラインペイ)やPayPay(ペイペイ)と戦っていかなくてはならない「jコインペイ」。
「jコインペイ」が競争を勝ち抜く為にどういったキャンペーンを打ち出して来るのかが気になるところです。
「jコインペイ」のメリット
出金機能
「jコインペイ」のメリットは何と言っても送金入金出金が全て無料で行えることでしょう。
「jコインペイ」では特に出金に関してすごいサービスを提供しています。
「jコインペイ」では一旦入金したお金でも無料で口座へ戻すことができます。
LINEPayでは一旦入金を行なったお金を口座へ戻す機能は備わっていません。
一旦入金したお金を戻すにはセブン銀行ATMで手数料216円を支払って出金する必要があります。
PayPayに関しては出金に対応するとの発表はあったもののなんら動きはありません。

ユーザーのニーズにより柔軟に対応できるのが「jコインペイ」だと言えます。
銀行での対面営業
「jコインペイ」がLINEPay、PayPayと戦う上で有利な点が銀行での対面営業です。
「jコインペイ」はみずほ銀行が提供するサービス。
みずほ銀行員が銀行利用者に対して直接対面でアプリを勧めることもできます。
LINEPayやPayPayに代表されるスマホ決済サービスは年配の方やIT系が苦手な方にとっては手が出しにくサービスです。
「jコインペイ」であれば、直接銀行員がアプリに関するアドバイスを行うこともできますのでスマホ決済とは無縁だった新たなユーザーを獲得できるチャンスがあります。
また、対応開始した地方銀行でも同じことが言えますので「jコインペイ」に対応する地方銀行が増えるほどユーザー獲得のチャンスは増えることになります。
「jコインペイ」のデメリット
「jコインペイ」のデメリットは加盟店が少ない点につきます。
(サービス開始からまもないのでデメリットとしてあげるのもどうかとは思いますが。)
いくら便利な機能を備えていても使える店がないと意味がありません。
3月25日時点ではみずほ銀行と地銀21校のみの対応となっていますので利便性はまだまだ低いと言えます。
「jコインペイ」は導入費用がクレジットカードなどと比べるとかなり安いようですが、LINEPayやPayPayは初期費用や決済手数料などを無料にしています。
またPayPayに関しては導入店舗へ1万5千円キャッシュバックするキャンペーンも行なっています。(3月31日まで)
ユーザーへの還元だけではなく、加盟店側にもメリットがあるキャンペーンを開催しているLINEPayやPayPayに「jコインペイ」が対抗するのは難しいと言えます。
まとめ
「jコインペイ」は3月25日の時点では地方銀行のみに対応しています。
もちろん銀行以外の企業にも導入が予定されています。
魅力的なキャンペーンでユーザー獲得を図るPayPay、LINEPayなどと戦っていくには他社と全く異なる戦術をとるか、もしくは他社以上のキャンペーンを実施していく必要があるでしょう。
対面営業が可能な「jコインペイ」がこれまでスマホ決済サービスを避けてきたユーザーを獲得していくチャンスはあります。
「jコインペイ」が他社と同じ土俵で戦うのか、それとも別の土俵で戦うのかで熾烈なスマホ決済サービスの勝敗が変わってきそうです。
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