LINEPay(ラインペイ)のマイカラープログラムのサービス内容変更により2019年8月1日にリリースされたサービス「LINEPayボーナス」

LINEPayボーナスは、以前に付与されていたLINEポイントと違いLINEPayカードやQUICPay+ での支払いには利用することができません。

LINEPayボーナスの誕生はLINEPayユーザーにかなりの不満を貯める結果となりました。

ユーザーの不満の声が届いたのかLINEPayがLINEPayボーナスの使い道拡大に動くようです

LINEPayのツイートでは、

はっきりとLINEPayカードとQUICPay+について言及されています。

LINEPayボーナスのサービス改変時期などはまだわかってはいませんが、現状より使いやすくなることは間違いないようですね。

LINEポイントとLINEPayボーナスの最大の違いについて

2019年7月までマイカラープログラムで付与されていたのはLINEポイント。

LINEポイントはLINEPayでの決済に利用できます。

LINEポイントはLINEPay残高へチャージすることでLINEPayカードやQUICPay+での支払いにも利用できます。

LINEPayボーナスもLINEPayでの決済に利用できますが、LINEPayカードやQUICPay+での支払いには利用できません

LINEPayボーナスは、出金やLINEPay「請求書払い」での税金支払いにも対応してませんがLINEPayカードなどで利用でいないことがユーザーにとって一番のネックとなっています。

LINEPayカードにおいてはクレジットカードとして登録してAmazonなどのネット決済で利用することもできます。

LINEPayカードは、クレジットカードを持つことができない(持ちたくない)ユーザーでも事前チャージしておくことでオンライン決済できるため非常に便利です。

しかし、LINEPayボーナスはLINEPayカードで利用できないためキャンペーンなどで付与された特典を決済で利用することができません。

またLINEPayボーナスはLINEPay残高と合算して表示されるため、LINEPayカードでいくら使えるのかが分かりにくくなっています。

そのため、Amazonでタイムセール品を注文したものの実はLINEPayカードの残高が不足していたため購入に至らなかったという事例も起きています。

LINEポイントに加えてLINEPayボーナスを誕生させた理由

LINEポイントに加えてLINEPayボーナスを誕生させた背景には、LINEPayの特典をLINEPayのコード決済のみで利用してほしいというLINEPay側の狙いが伺えます。

LINEPayとしては特典として付与したものをLINEの経済圏で回してもらうことが重要です。

LINEPayカードやQUICPay+で決済を行なった場合、カードブランドのJCBに支払う手数料が発生します。

また出金されてしまうとLINEとは関わりないところで決済を行われる可能性があります。

LINEが関わる経済圏でお金をまわすには、利便性の高いLINEポイントは不都合な存在というわけですね。

LINEPayボーナスであれば基本的にはLINEの経済圏でしか利用できないため、決済の機会損失には繋がりません。

しかし、LINEポイントを無くしてLINEPayボーナスにしてしまうとユーザー離れに繋がるのが確実なためLINEポイントとLINEPayボーナスの両者を残したといったところでしょう。

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