LINEPayのコード決済に対応した場所が続々と増えています。
ゲーム施設を運営するセガとゲーム施設向けの電子決済を運用しているコナミが手を組み、2019年夏以降にLINEPayの導入を予定しているようです。
セガやコナミと言えばゲームのイメージが強いですが、他のゲーム関係会社のLINEPay導入に繋がるかもしれませんね。
個人経営の病院や美容室でも決済方法としてLINEPayを導入しているところもあります。
2018年8月1日から2021年7月31日の3年間はLINEPay導入の初期費用や決済手数料無料ということもあり、LINEPayが使える場所が順調に増えているようです。
国内に広がるキャッシュレスの動きにいち早く対応した神社もあります。
東京・港区の愛宕(あたご)神社では、初詣期間に限り電子マネー専用の賽銭箱が置いてあります。
賽銭として利用できるのは楽天の提供する「楽天Pay」と「楽天Edy」。
「シャリ〜ン」という音が神社で聞けるかどうかはわかりませんが、スマホでお布施できてしまうのが東京・港区の愛宕(あたご)神社です。
楽天の三木谷さんが初詣に来るということで他の電子マネーが導入されることはなさそうですが、他の神社でもキャッシュレスへの動きがみられます。
近い将来、お賽銭が実際の形を持たないものになってしまうのかもしれません。
電子マネーの審査に通らない神社も
神社が電子マネーを導入するにあたり、決済事業者側の審査があるようです。
世界遺産の日光二荒山(にっこうふたらさん)神社では、賽銭としてApple PayとLINEPayの導入を試みましたが、利用審査に通りませんでした。
二荒山神社は世界遺産ということもあり、国内のみならず世界中からの観光客が見込めるため電子マネーの導入に踏み切ったのでしょう。
しかし、結果として電子マネー導入には至りませんでした。
Apple Pay側としては宗教上の理由で導入を認めなかったようです。
LINEPayが導入を認めなかった理由はわかっていません。
お賽銭の意義
ドライな言い方をすればお賽銭は神社の利益です。
私個人としては、神社の利益になるのだからお賽銭もキャッシュレスにしてしまえば良いと思っています。
しかし、実際にお金を賽銭箱へ投げ入れることが大事だという方もいらっしゃるでしょう。
何より、神社へ行ってお金を投げ入れるという行為は日本の文化的行為の一部として捉えられています。
お賽銭の意義よりも、「お金を投げ入れる行為」自体が大事なわけです。
神社にお布施するという意味では、現金だろうが電子マネーだろうが同じですよね。
しかし、「お金を投げ入れる行為」を大事にする人はいくら便利になっても電子マネーは使わずに現金を投げ入れるでしょう。
日本国内のキャッシュレス化がどんどん進んでも、賽銭だけは現金という形をとる人が多くなるでしょう。
LINEPayで神社に「送金」
LINEPayユーザーとしては、LINE上で神社と「友だち」になり「送金」機能を使ってお布施するという形がベストではないかと考えます。
24時間365日いつでもどこでも無料で行えるのがLINEPayの「送金」機能です。
しかし、現金を投げ入れないと気が済まない方は絶対にLINEPayをお賽銭として使うことはないでしょう。
LINEPayを含む電子マネーが世の中に浸透するには便利さだけを押してもダメなのかもしれません。
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LINEPayの「送金」機能についての記事です。
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