スマホを専用リーダーにかざすだけで決済できる便利なサービスがQUICPay(クイックペイ)。
LINEPay(ラインペイ)においてはLINEPayカードをQUICPay+に紐付けることで決済可能となります。
実はQUICPayは2種類に分けられます。
- QUICPay (登録できるカードはクレジットカードのみ)
- QUICPay+(登録できるカードはクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)
一言にQUICPayと言っても微妙な違いがあるわけです。
登録できるカードが異なるQUICPayとQUICPay+。
LINEPayカードは事前にチャージするプリペイドカードに該当するため利用できるのはQUICPay+の方になります。
つまりクレジットカードしか登録できないQUICPayのみを導入している店舗では、LINEPayカードを登録したQUICPay+は利用できないとうわけです。
この記事ではLINEPayカードを登録したQUICPay+が使えない店について解説していきます。
QUICPay(クイックペイ)の仕組みについて
QUICPayは、スマホ等にクレジットカードなどを登録することで初めて利用できるサービスです。
iphone(7以降のシリーズ)であればWALLETアプリからカードを登録するだけで利用できます。
Androidであれば、GooglePayアプリをインストールしたうえでカードを登録することで利用可能となります。
QUICPayに登録できるカードはiphoneであればApplePay、AndroidであればGooglePayにより決められています。
ApplePayで登録できなくても、GooglePayで登録できるカードも存在します。
プリペイドカードのLINEPayカードはGooglePayには登録できますがApplePayには登録できません。
AppleによるとApplePayでもLINEPayカードを利用できるようにするとのことですが、詳しい導入時期等は発表されていません。
QUICPayとQUICPay+の違いについて
QUICPayとQUICPay+には登録できるカードや利用金額に違いがあります。

QUICPayとQUICPay+の違い
QUICPayは1回あたりの支払い金額は2万円まで。
QUICPay+は1回あたりの支払い金額は2万円以上も可能です。
QUICPay+に登録しているカードがクレジットカードの場合、QUICPay加盟店でも利用できますが利用金額は2万円までとなります。
またQUICPay+に登録しているカードがデビットカード、プリペイドカードの場合はQUICPay加盟店では利用できません。
登録しているカードの利用制限が2万円以下の場合は、カードの利用限度額の方が適用されます。
LINEPayをQUICPay+で利用するには、プリペイドカードのLINEPayカードを登録する必要があります。
しかしプリペイドカードのLINEPayカードを登録したQUICPay+はQUICPay加盟店では利用できません。
かなりややこしい設定となるためQUICPay+にLINEPayカードを登録することはあまりおすすめできません。
- LINEPayカードを登録できるのはQUICPay+
- プリペイドカードのLINEPayカードを登録した場合、QUICPay加盟店では利用できない
- クレジットカードを登録したQUICPay+が一番便利
LINEPay(ラインペイ)カードを登録したQUICPay+(クイックペイ)を使うことができない店について
LINEPayカードを登録できるのはQUICPay+になります。
QUICPay+はかなり普及してきてはいますが、QUICPayのみが利用できる店もまだまだ存在します。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドの「ENEOS」や「昭和シェル」のほとんどの店舗でQUICPayが導入されていますが、QUICPay+は導入されていません。
つまりLINEPayカードを登録したQUICPay+は利用できないわけです。
*クレジットカードを登録したQUICPay+であればQUICPay加盟店でも利用できます
ユニクロ
大手アパレル会社のユニクロではQUICPay+が導入されています。
しかしユニクロのQUICPay+はApplePayのみに対応しておりGooglePayには対応していません。
*iD/QUICPay/Suicaは、Apple Payをご利用いただけます。
ユニクロ公式サイトより
「ApplePayでLINEPayカードを登録すればいいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、ApplePayはLINEPayカードに非対応となっており利用することができません。
ユニクロでLINEPayカードを登録したQUICPay+を利用するには、ApplePayがLINEPayカードに対応するか、ユニクロがGooglePayには対応するのを待つしかなさうです。
しかしユニクロはクレジットカード決済に対応しているため、JCBブランドのLINEPayカードを利用して決済することが可能です。
LINEポイントをとにかく貯めたいという方はユニクロでLINEPayカードを利用してください。
*一部店舗ではLINEPayのコード決済が利用できるようです。
LINEPay(ラインペイ)カードを登録したQUICPay+(クイックペイ)を使うことができる店について
ここではLINEPayカードを登録したQUICPay+を利用できる店について解説していきます。
マクドナルド(マック)
マクドナルドではほとんどの店舗でQUICPay+が導入されています。
つまりLINEPayカードを登録したQUICPay+も利用できます。
またマクドナルドが導入している『モバイルオーダーサービス』においてはLINEPay決済も可能です。
ただし『モバイルオーダーサービス』でLINEPay決済を行えるのは(2020年2月現在では)iOSのみとなっているためiphoneユーザ以外は利用できません。
コンビニ「デイリーヤマザキ」
ほとんどのコンビニでQUICPay+は導入されています。
「デイリーヤマザキ」においては各種コード決済サービスは導入されていませんが、QUICPay+が利用できるため間接的にLINEPayを利用することが可能です。
また「デイリーヤマザキ」ではLINEPayカードを使うこともできます。
ヨドバシカメラ、ビックカメラ
家電量販店のヨドバシカメラやビックカメラはQUICPay+を導入しています。
つまりLINEPayカードを登録したQUICPay+も利用できます。
ヨドバシカメラはPayPayやLINEPayなどのコード決済は一切導入されていませんので、関節的にLINEPayカードを利用できるのはメリットといえます。
またヨドバシカメラではLINEPayカードを使うこともできます。