(2020年4月19日更新)
日本マクドナルドは【未来型店舗体験】サービスの一環として「モバイルオーダー」サービスを導入。
*2020年1月28日より全国のマクドナルドへ「モバイルオーダー」が導入されています。
専用アプリからマクドナルドの商品を注文し、LINEPay(ラインペイ)やクレジットカードなどで決済できるのが「モバイルオーダー」サービスです。
専用アプリから商品を注文し決済することにより、煩わしい行列から解放され行列を待っていた時間を有効活用することもできます。
「モバイルオーダー」が導入されるのは静岡県にある日本マクドナルド75店舗となっており、全国どこでも利用できる訳ではありません。
しかし、静岡県での「モバイルオーダー」サービスが好評であれば全国のマクドナルドにも「モバイルオーダー」が導入される可能性もあります。
スタバでの利用も拡大されつつあるLINEPay(ラインペイ)が日本のマクドナルドにも根づけば新規ユーザー獲得の大きな足がかりとなりそうです。
ポイント
専用アプリから商品を注文しLINEPayなどで決済することができる。
事前に注文と決済をすることで商品の受け取りがスムーズになる。
マクドナルドでLINEPay(ラインペイ)が使える「モバイルオーダー」
日本マクドナルド(以下マック)が提供する「モバイルオーダー」サービス。
「モバイルオーダー」は静岡県内のマック75店舗に導入される【未来型店舗体験】サービスの一環です。
【未来型店舗体験】は「ゲストエクスペリエンスリーダー」、「テーブルデリバリー」、「モバイルオーダー」の3つのサービスで構成されています。
「ゲストエクスペリエンスリーダー」は客席やご注文カウンター・商品の受け取りカウンター周りで客のもてなしを専門に行うスタッフ。
来店から退店までの店舗体験全体をサポートします。
「テーブルデリバリー」は席で待つ客に食事を届けるサービス。
「モバイルオーダー」は来店前にスマホアプリで注文、決済を済ませて商品を受け取ることができるサービス。
サービス開始当初においては【未来型店舗体験】の3つのサービスが提供されるのは60店舗、「モバイルオーダー」のみが提供されるのは15店舗でしたが、2019年7月時点では、岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・沖縄県内(一部を除く)の店舗でも利用可能となっています。
【未来型店舗体験】の実施時間は店舗により異なります。
「モバイルオーダー」では専用アプリからマックの商品を注文することができます。
専用アプリさえあればどこでも注文できるので、マックへ行く前に注文しておいて来店後すぐに商品を受け取ることも可能となります。
「モバイルオーダー」であれば煩わしい行列に並んだり、行列のプレッシャーに耐えながら急いで注文することも無くなるわけです。
ただし、「モバイルオーダー」はドライブスルーには対応していません。
「モバイルオーダー」で利用できる決済にはLINEPay(ラインペイ)も含まれています。*iOS版のみ
マクドナルドでLINEPayが使えるのは「モバイルオーダー」利用時のみです。
店頭やドライブスルーでLINEPay「コード決済」を使って決済することはできません(JCBブランドであるラインペイカードの利用は可能)。
静岡県内限定で提供されている「モバイルオーダー」が好評であれば全国のマックにも導入されるかもしれません。
全国のマックに「モバイルオーダー」が導入されればLINEPayの新規ユーザー獲得も狙えます。
全国のマックでLINEPayが利用できるようになれば、どこでもLINEポイントでの決済が可能となりますのでLINEPayユーザーであれば「モバイルオーダー」の全国展開に期待したいところです。
マクドナルド「モバイルオーダー」の使い方
- 「マクドナルドモバイルオーダー」アプリをインストール。
- アプリ内でログイン(マクドナルド公式アプリと同じIDで可能)。
- 利用したい店舗を決める。
- メニューを決める(クーポン利用可能)。
- 受け取り方法を選ぶ(カウンター、席)
- 支払い方法を決める(クレジットカードかLINEPay)
- 商品を受け取る
店舗や時間帯によっては選べる受け取り方法が異なります。
また「モバイルオーダー」ではドライブスルーでの受け取りはできません。
「モバイルオーダー」ではLINEPay決済もできますが対応しているのはiOSのみ。
Androidユーザーは「モバイルオーダー」でLINEPayを利用できません。
*「モバイルオーダー」のサービス自体は利用できます。
「モバイルオーダー」では店頭やドライブスルーで利用できる楽天ポイント、dポイント決済も利用できません。
*カード提示によってポイントを貯めることもできません。
今後は「モバイルオーダー」の決済方法として楽天ペイやd払いも導入するようです。
マクドナルドでの支払い方法について(店頭、ドライブスルー)
マクドナルドでは、電子マネーやクレジットカードを利用することができます。
JCBブランドのクレジットカード支払いにも対応していますのでLINEPayカードも利用可能です。
マクドナルドはQUICPay+にも対応しています。
つまりAndroidユーザーであればQUICPay+を利用して間接的にLINEPayカードでの決済が可能となります。*iphoneユーザーはApplePayにLINEPayカードを登録できないため不可
また、マクドナルドは楽天ポイントやdポイントを使った決済にも対応しています。
(楽天ポイントやdポイントを貯めることもできます。)
コード決済には対応していないマクドナルドですが、メルペイの「iD」決済を使って決済することはできます。
スターバックス、マクドナルドに対応するLINEPay(ラインペイ)
LINEPayはスターバックス(以下スタバ)との包括的業務提携により、現在は限定店舗でしか利用できないLINEPay「コード決済」を順次全国へ拡大することを予定しています。
今回のマックにおける「モバイルオーダー」は静岡県限定サービスとなっていますが、全国でも導入されるようになればスタバ、マックといった全国規模で展開する有名チェーン店でLINEPayが利用できるようになります。
*2019年7月時点では岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・沖縄県内(一部を除く)の店舗でも利用可能となっています。
LINEPayとしてはファーストフードの代表であるマックや毎日利用する方も多いスタバを抑えることで新規ユーザー獲得と『普段使い』としての定着も図ります。
LINEPay(ラインペイ)が使える「モバイルオーダー」についてのまとめ
- 【未来型店舗体験】サービスの一環が「モバイルオーダー」
- 専用アプリからマクドナルドの商品を注文し、LINEPay(ラインペイ)やクレジットカードなどで決済できるのが「モバイルオーダー」
「モバイルオーダー」は静岡·岐阜・静岡・愛知・三重・沖縄県内(一部を除く)で利用可能- 決済方法はクレジットカードかLINEPayのみ
- LINEPayはiOS版のみ対応
- ドライブスルーでの受け取りはできない
- 楽天ポイント、dポイントを貯めることはできない(ポイント決済も不可)