についての続編になります。
保険を見直して月額10,000円→3,345円への節約に成功した私の保険内容。
さらに保険料のからくりについてもお話していきます。
保険内容について
- 以前加入していた「生命保険」は死亡時5000万円支払われる(契約期間は26歳〜40歳)。
- 現在加入しているものは死亡時から契約満期まで月々15万円支払われる(契約期間は38歳〜60歳)「収入保障保険 逓減(ていげん)型」(五年ごとに払い込む金額が減っていく)というものを契約。
まずこの2つの契約の違いについて説明していきます。
以前加入していた「生命保険」は死亡時に5,000万円支払われます。ということは26歳で死亡しようがが40歳前で死亡しようが支払われるのは5,000万円です。
現在加入している「生命保険」は死亡時から月々15万円支払われます。
つまり、契約者が死亡するのが早ければ早い程、保険会社が払う金額は多くなります。
契約者が死亡するのが遅ければ遅い程、保険会社が支払う金額が少なくなるということです。
ここで確認しておきますと、保険会社はあくまで商品として「生命保険」を販売しています。
つまり「生命保険」という商品を販売して利益をだす必要がある。
保険会社が「生命保険」を販売して利益を出そうと思ったら、保険金として支払う金額をできるだけ安くしたいと思うはず。
私の場合だと、38歳からの契約直後に死亡されると60歳までの22年間保険料を支払う必要がありますので
月額15万円×12ヶ月×22年間=3,960万円
3,960万円支払うことになるわけですね。
このような例が頻繁に起きればこんな商品の販売は間違いなく中止になるでしょう。だって利益が出ないんですから。
しかし保険会社は無数にあってたくさんの「生命保険」という商品は存在しています。
なぜなのか?
それは、、、
「人間はなかなか死なないから」です。※あくまで統計上の話です。
厚生労働省から出されている「簡易生命表」によると、「60歳の男性女性ともに死亡する確率」は1%未満となっています。
日本人の平均寿命が80歳を超えてますのでこのデータには納得できますよね。
私が契約した保険「収入保障保険 逓減(ていげん)型」(五年ごとに払い込む金額が減っていく)は、年を追うごとに保険会社が支払う金額が減っていくもの。
当然、保険会社の負担は軽くなりやすい商品なので保険料も安くなるわけです。
このベースにあるのが先程お伝えした厚生労働省のデータです。
要するに非常に死亡する確率が低い年代への保険料なので安く設定できるわけですね。
私が以前契約していた死亡時5000万円支払われる(契約期間は26歳〜40歳)生命保険は月額約1万円でした。
契約直後の26歳で死亡しても契約満期直前の39歳で死亡しても同じ5,000万円支払う必要があるわけですから、保険会社としては月額の保険料を高めにするしかないわけですね。
逆に死亡する確率が高くなる年代の保険料は高くなる傾向があります。
客にどんどん死亡されては保険会社も支払いが間に合わなくなりますから。
「保険」という言葉は「保険会社」にとっては非常に便利な言葉です。
いかにも「契約者の為のもの」というような印象を与えつつ自社の商品を勧めてくるのが「保険会社」です。
「保険」という言葉に惑わされずに、一つの「金融商品」として冷静な目でじっくり考えることで自分にあった「買い物」をしていきましょう。
今回はこの辺で、ではでは。
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