楽天銀行がスマホアプリからコンビニ専用バーコードを読み取って決済できる「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」の提供を開始しました。

通常、郵送されてきた請求書はコンビニなどの店頭まで出向き支払いを行う必要がありますが、提供が開始された「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」を使えば自宅でも決済できます。

郵送された請求書を自宅で決済できるサービスではLINEPayの「請求書払い」があります。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」とLINEPayの「請求書払い」ではポイント付与や支払い元、決済額、対応企業で違いがあります。

自分の使い方に合わせて「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」とLINEPayの「請求書払い」を使っていくと便利です。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」

楽天銀行が提供を開始した「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」は楽天銀行のアプリからコンビニ専用の払込票を読み込んで決済できるサービスです。

わざわざ払込票を持ってコンビニに出向く必要がありませんので大変便利なサービスといえます。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」では楽天銀行口座から直接支払いが行われます。

また、支払い1件につき楽天ポイントが10ポイントたまります。

手数料はユーザー負担の場合と企業側が負担する場合があります。

ユーザー負担の場合1万円未満で66円(税込)、1万円以上で110円(税込)の手数料が必要となります。

LINEPay「請求書払い」との違い

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」と同じようなサービスにLINEPay「請求書払い」があります。

LINEPay「請求書払い」も自宅で請求書の決済ができますが、「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」とはいくつかの違いがあります。

違い①支払い元

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」では楽天銀行の口座から直接支払いが行われます。

LINEPay「請求書払い」では一旦LINEPay残高としてチャージした上で決済する必要があります。

手間だけ考えると楽天銀行の方が楽ですね。

しかし、LINEPayには地方銀行含む複数の銀行口座を登録することができますので銀行口座を問わないというメリットもあります。

また、LINEPayへのチャージは銀行口座以外の方法も複数存在します。

自宅に居て口座にもお金がない場合はLINEポイントをLINEPay残高へチャージして決済するということもできます。*LINEポイントのチャージは2019年12月に終了します。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」は楽天銀行の口座を持っていないと利用できませんので利用者が限定されやすいというデメリットもあります。

違い②ポイント付与

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」では決済金額に関わらず1件につき楽天ポイント10ポイントが付与されます。

LINEPay「請求書払い」ではマイカラープログラムにより決済額に応じたポイントが付与されます。(税金の支払いではポイント付与されません。)

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」の場合だと決済額が1,000円だろうが10万円だろうが1件につき10ポイントの付与になります。

LINEPay「請求書払い」の場合だと決済額に応じて付与されるポイントは変わります。

仮に2,000円の支払いをLINEPay「請求書払い」で行うと最低でも10ポイント付与されます。(還元率0.5%の場合)

LINEPay「請求書払い」で2,000円以上の支払いを行えば10ポイント以上が付与されますので決済額によってはLINEPay「請求書払い」の方が「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」よりお得になります。

違い③決済限度額

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」の決済限度額は30万円までとなっています。

LINEPay「請求書払い」の決済限度額は5万円までとなっている企業が多くなっています。

個人の使い方にもよりますが、決済限度額の面では「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」に軍配が上がります。

違い④対応企業

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」に対応している企業はお世辞にも多いとは言えません。

2019年2月27日現在のデータになりますが「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」に対応している企業は14社です。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」への対応企業は順次拡大していくとのこと。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」は公共料金·各種税金、一般企業など様々なものに対応しています。*2019年11月現在 楽天銀行コンビニ支払いサービスに対応している企業一覧

サービス開始当初は「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」は限られた場所でしか使えませんでしたが、税金や水道代なども支払えるようになっています。

LINEPay「請求書払い」への対応企業は2019年3月1日現在で47社となっています。

LINEPay「請求書払い」への対応企業は2019年11月現在で72社です。

参考リンクLINEPay公式ブログ

サービス開始当初から対応先にあまり変化のないLINEPay「請求書払い」。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」に比べると心許ない印象があります。

また、LINEPay「請求書払い」は電気ガス水道といった公共料金に加えて税金の支払いにも対応しています。(一部地域)

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」は公共料金の支払いには対応していません。

まとめ

要約

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」とLINEPay「請求書払い」は支払い元,ポイント付与,決済限度額,対応企業において違いがあるがどちらも一長一短。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」は提供が開始されたばかりということもあって対応している企業が多くはありません。

「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」はサービス開始から着実に支払い先を増やして税金や公共料金にも対応しています。

しかし、LINEPay「請求書払い」においても対応企業が多い訳ではありません。

自宅で決済できる大変便利なサービス「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」、LINEPay「請求書払い」が普及するには対応企業の拡大は必須です。

もし普段コンビニで支払っている払込票が「楽天銀行コンビニ支払いサービス(アプリで払込票支払い)」やLINEPay「請求書払い」に対応しているのであればぜひ使ってみてください。

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