保険を節約するうえでかかせないのが「国の保証」を理解しておくこと。
「国の保証」には
- 「医療費自己負担3割」
- 「高額療養費制度」
の2つがあります。
「医療費自己負担3割」に関する記事はこちら>>>
「高額療養費制度」に関する記事はこちら>>>
実は「国の保証」はまだあります。
今回はその中の一つ「遺族年金」についてのお話です。
「遺族年金」とは
「遺族年金」とは、被保険者が死亡したときに残された遺族に支払われるお金のことです。
このお金は国から支払われます。
「遺族年金」は
- 遺族基礎年金
- 遺族厚生年金
の2種類があります。
遺族基礎年金
自営業、会社員、公務員方が死亡した場合に国からもらえる年金。
対象は子どものいる配偶者とその子ども。
※その他細かい条件あり
遺族厚生年金
会社員や公務員の方が死亡した場合に国からもらえる年金。
対象は妻、子ども、孫。
夫は55歳以上。父母や祖父母も対象となる。
年金の支給が開始されるのは60歳から。
20代の子どものいない妻は5年間のみ対象。
※その他細かい条件あり
つまりは死亡者が会社員や公務員であれば遺族年金と遺族厚生年金が両方とも受け取れるわけです。
子どもがいる場合はやはり保証も厚くなっていますね。
支払われる年金の金額は、払い込んでいる額と払込期間が関係してきます。
多く支払っている程、払込期間が長い程もらえる金額も増えます。
(ただし、払込期間が30ヶ月未満の場合は一律30ヶ月で判定される。)
割とざっくり書きましたが、「自分の場合はどうなのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
実は毎年誕生月に日本年金機構から「ねんきん定期便」というハガキが送られています。
それを見れば払込の実績や年金額を知ることができますので参考にしてください。
「ゴミ箱に捨てちゃったよ。」という方は、自分の誕生月にハガキが届くのを待ちましょう。
「今すぐ確認したい!」という方は各市町村に年金事務所がありますのでそこへ行って確認してください。
電話等では教えてくれません。
私はゴミ箱に捨てちゃってましたので問い合わせしたところ「直接こちらまできていただければお伝えできます。」と言われましたので間違いないです(笑)。
その際は本人確認できる免許証等もお忘れなく。
少しめんどうですが、「ねんきんネットサービス」に登録して知ることもできます。
国の保証
- 「医療費自己負担3割」
- 「高額療養費制度」
- 「遺族年金」
この3つについてお話してきましたが、いかがでしたか?
国の保証はこれだけではありません。
- 仕事ができなくなった時の保証
- 障害がある方のへ保証
などもあるようです。
これだけの手厚い保険に私たちは強制的に入らさせられているわけです。
それなのに何故、保険会社の保険にまで入ろうとするのか?
それは「これだけ手厚い保証があるということを知らないから」です。
逆に言えば、このことを知っていれば入る必要のない保険があることがわかります。
情報を知らない→情報を知る
この状態に自分を変化させるだけで節約はできるんですね。
特別な知識はいりません。
スマホで調べればすぐに答えは出てきます。
気になったことがあったらすぐにスマホで調べてみましょう。
そこで情報を手に入れることで節約できることがあるはずです。
今回はこの辺で、ではでは。
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